米FireEyeは1月2日(現地時間)、クライアント向けセキュリティ製品とセキュリティ・インシデント対応管理ソリューションを提供する米Mandiantを買収したと発表した。

同社によると、Mandiantと合併することことで「リアルタイム検知」や「コンテクスチュアルな脅威に関する知識」「事案発生時の迅速な対応」といった企業や組織のニーズに1社で対応できるようになるという。

Mandiantは、クライアント向けセキュリティ、事案発生時の対応および課題修正を提供する企業。

FireEyeの会長 兼 CEOを務めるデビッド・デウォルト氏は「今日の企業や組織は、先進的なサイバー脅威から自社の資産を守るために、さまざまなセキュリティ製品やサービスをパッチワークのようにつなぎ合わせることに忙殺されている。ファイア・アイとMandiantがひとつになることで、規模的にも地理的な広がりにおいても、より迅速にイノベーションをもたらし、さらに包括的なソリューションを作り出し、他に類を見ないスピードで世界中の企業や組織に届けることができるだろう」と述べている。