2014年の年頭にあたり、富士通株式会社 代表取締役社長 山本正已氏は、以下の年頭所感を発表した。
あけましておめでとうございます。
私たちが、成長に向けてやるべきことはすでに明確になっています。グローバル化の加速と、イノベーションの創出を含む事業領域の拡大です。富士通ではこの実現に向けて、すでに多くの検討と試行を重ね、数多くの布石を打ってきました。今年は、この成長戦略を実行に移す1年だと考えています。
「グローバル化」とは、海外での売上を増やすことではありません。結果としてはそうなるかもしれませんが、グローバル化の本質は、グローバルに通用する製品やサービスを生み出し、グローバルにサービスをデリバリーすることです。
次に、新しいビジネス領域の拡大です。既存領域をしっかりと守り、需要が拡大しているモダナイゼーション領域に着実に対応していくことに加えて、成長に向けてイノベーションを生み出していくことが必要です。
グローバル化の加速、そして、新しいビジネスの創出に向けて、これまでに十分に準備してまいりました。2014年はその実行の年と位置付け、富士通の成長に向かって、一丸となって、確実に前に進んでいきましょう。