2014年の年頭にあたり、F5ネットワークスジャパン株式会社 代表取締役社長 アリイ ヒロシ氏は、以下の年頭所感を発表した。
新春のお慶びを申し上げます。
昨年は6年ぶりに日経平均株価が16,000円台に上昇するなど、景気回復基調が顕著になる中、F5ネットワークスジャパンとしても、お陰様を持ちまして大きな成長を遂げることができました。
また、オリンピック招致の実現やスポーツ選手の目覚ましい活躍など、海外における日本への注目が高まった年でしたが、F5としても「BIG-IP 800」という社内史上で初めて日本オリジナルの新モデルを発表するなど、世界に先駆けた新たなチャレンジを開始した1年でもありました。
昨今、ITのビジネス価値向上が重要な課題となる中で、クラウド、仮想化といった新たなテクノロジの導入や、モバイル利用、セキュリティの強化を促進し、より柔軟なIT環境を構築する必要性が拡大しています。本年は、SDN(Software Defined Network)を始めとして、ネットワークが大きな変革を迎える年となります。
それに向け、私たちF5は「Synthesis」という新しいアーキテクチャを提唱し、今後のIT環境には、「Software Defined Application Service」の実現が必要であると考えております。これは、私たちが言い続けております「アプリケーション視点のネットワーク」の集大成でもあり、ネットワークの変革期、ビジネスの変革期となる本年、こうしたビジョンに基づいてより有益なソリューションをご提供することで、皆様のビジネスの発展にさらに貢献して参りたいと思います。
翌年(2015年)はF5ネットワークスジャパンは15周年という節目を迎えます。より皆様に信頼され、愛される会社として発展していけるよう尽力していく所存です。引き続き、ご支援ご鞭撻のほど、お願い申し上げます。
2014年という新たな年が、皆様にとりまして、日本にとりまして、より大きな成長と飛躍を遂げる実り多き1年となりますことを、心から祈念申し上げます。