2014年の年頭にあたり、株式会社リコー 代表取締役 社長執行役員 三浦善司氏は、以下の年頭所感を発表した。

昨年は日本や米国で景気回復の兆しが見え、新興国も一部に経済の減速が見られたものの引き続き高水準で推移した。そのような状況下で、当社はカラー複合機のラインアップを一新し商品力の強化を図るともに、ITサービスやマネジドキュメントサービス(MDS)などのサービス事業をさらに拡充させた。現在、アベノミクスの影響などもあり景気回復が予想されているが、お客様のニーズや競合環境が大きく変化しているため、このまま単純に過去と同様の状況に戻るというように楽観視はしていない。お客様のご要望にこれからも応え、信頼を獲得し続けるには、既存ビジネスをさらに強化しつつ、新規事業の創出・強化をすることで新たな顧客価値を生みだしていかなければならない。今後、未来を見据えてありたい姿を描き、その実現のために自らが変わり、スピード感をもって事業拡大に取り組むことでグローバルな競争を勝ち抜いていく。