看板娘のはるかさん「オススメは「二月空」のモノクロ写真を中心としたカレンダーやカードです」

あけましておめでとうございます!年末年始のの過ごし方が多様化してる昨今ですが、みなさまどこでお正月を過ごされているのでしょうか。

それはさておき、文房具好きの方にはおなじみの東京都・表参道にある「文房具カフェ」から、看板娘のはるかさんと一緒に「新しい年に気持ちが前向きになる2014新春オススメ文具Best5」をご紹介します。文房具業界は新年からおめでたい新作も盛りだくさんですよ!

それでは、第5位からカウントダウン方式でご紹介していきます。

第5位 ゆびわゴム(SUGAI WORLD/399円)

短めのゴムってそういえば案外ないんですよね

文房具の意義のひとつに「ムダ」があると思うんです。何に使うのこれ、逆に不便じゃない?でも、そんなところがいいんです。

ヒゲ付箋などのデザイン文房具を作るSUGAI WORLDさんによる、指輪と輪ゴムを合体させちゃった商品がこちら。堅いイメージの指輪をゴムのように柔らかくしてみたらとっても便利なものに。アクセサリーとして使うことはもちろん、通常の輪ゴムよりも直径が小さいのでUSBケーブルなどをかばんに入れる際などにまとめておくのにとても便利です。

第4位 色えんぴつ(箸)(アオバ/420円)

なんとなく気持ち的に鉛の味がしそうな気がしてしまう

新年といえば箸を新しく変えるお宅も多いのでは。これはなんと色鉛筆をモチーフにした箸。筆箱にはいっていたら絶対書いてます。なんでこんなの作ったんだろう…(こらっ)もちろん書くことは出来ませんが、遊びゴコロたっぷりのお箸で新年を迎えてみては。

第3位 レザーアラビック(ヤマト/2,100円~3,465円)

皮職人が一つ一つ手作業で作成。色は選べないそうですがキャップ部分の有無はチョイス可能

新年とは直接関係ないのですが、あの液状のり「アラビックヤマト」に専用(!)のレザーホルダーが発売! ストラップ付きなのはいいんですが、これを首にかけるひとって一体どんなお仕事のひとなんでしょう…。でもこの盛大なムダさが愛くるしくてたまらない。担当者の糊に対するなみなみならぬこだわりに愛を感じたので3位にランクイン。

第2位 マスキングテープ(奈良大仏・鹿・富士山・こけし)(中川政七商店/735円)

公式HPには「正倉院撥鏤」も

昨年大ブレイクしたものといえば、マステ(マスキングテープ)もそのひとつ。手帳に貼ったり、お気に入りの写真をデコレーションするのに使ったりと、アイデア次第で使い方は無限大。こちらは中川政七商店さんらしい、和モチーフの何ともめでたいマステです。

第1位 ふじさんぽち ダイヤモンド富士(マルアイ/2枚入り315円)

お年玉などをさらりとこれに入れるだけで印象もアップ

ド直球、富士山のぽち袋deお年玉。2013年に世界文化遺産に登録され、注目を集めた富士山をモチーフとした昨年後半のダントツ人気アイテムは、おめでたさも加わってお年玉を入れるのにピッタリです。

文房具カフェ代表が今年の業界の行く先を大胆予想

「文房具カフェ」代表の奥泉徹さん

また、今回は年始ということで、常に文房具を愛し、業界の行く末を様々な角度から見守る「文房具カフェ」代表の奥泉徹さんに、今後の文房具業界の展望についてお話を伺いました。

まずは昨年を振り返り、「文房具ブームと言われる中、大手や小規模なメーカーから様々な魅力的な文房具が発売されました。 特に、単なる事務用品や道具としてのアイテムではなく、ファッション性の高いものや雑貨的なものに人気が集まっています」と総括した奥泉氏。文房具業界の今後については、さらに消耗品・必需品として購買されるモノと、高付加価値で自分のライフスタイルに合った嗜好品として購買されるモノの二極化がすすむと考えているそうで、「アパレルなどの他分野でオリジナルの文房具をつくられるなど、ますます多様なアイテムが増えていく」という予想を披露してくれました。

そして、こうした流れを踏まえて、奥泉氏は「今年は"これまでなかったような新しい文房具"が登場するような気がします。文房具メーカーと異業種のコラボなど、柔軟な動きにも注目したいですね」と語ってくれました。2014年はどんな文房具が登場し、私たちを楽しませてくれるのか、楽しみです。

ちなみに、文房具カフェのスタッフがセレクトした文房具の福袋「bun袋」が店頭に登場するそう。3,000円、5,000円、1万円の3種類を、1月4日から発売予定です。40個限定で売り切れ次第終了とのことなので、気になる方はお見逃しなく!