NECは、三菱商事の保有するインフォセック(資本金:3億円)の株式を60%取得し、2014年2月(予定)よりNECと三菱商事による共同経営体制とすることで合意したと発表した。

2014年2月からのインフォセックの出資比率は、NECが60%、三菱商事が40%となる。

両社は、今後成長が期待されるサイバーセキュリティサービスの分野を強化することにより、インフォセックのコンサルティングサービスとシステムソリューションサービスを充実させ、日本を代表する情報セキュリティ事業会社へと成長させることを目指す。

インフォセックは、セキュリティマネジメントコンサルティング、セキュアテクノロジーコンサルティング、セキュリティシステム構築、マネージドセキュリティサービス事業等を提供してきた。

本合弁事業では、インフォセックの保有する「セキュリティ事業基盤及びトップレベルのセキュリティコンサルタント・エンジニア」、三菱商事の持つ「事業マネジメント力とグローバルな情報収集力」、官公庁等へのセキュリティ対策ソリューションの提供を通じて培ってきた、NECの「プロジェクトマネジメント力と『サイバーセキュリティファクトリー』の最新ノウハウ」を融合することで、インフォセックの機能のさらなる強化を図る。