シャープは2013年12月24日、PM2.5の濃度を業界最短の時間で測定できる業界最小サイズ(53×40×51mm)のPM2.5センサモジュール「DN7C3JA001」を発売した。

PM2.5センサモジュール「DN7C3JA001」

このモジュールは、PM2.5とそれ以上の大きさの粒子を空気中から選別する分粒器とPM2.5の濃度を測定する光センサが組み合わせられている。

分粒器に吸引する空気の量や流れを最適化することで、PM2.5を取り出しやすい独自の小型分粒構造を実現。これにより、空気清浄機などへの組み込みが容易になるという。

高感度の光センサを内蔵することで検知精度が向上し、業界最短の10秒でPM2.5の濃度が測定できる。さらに、PM2.5より大きな粒子であるほこりの濃度も測定し、組み込み機器の使い勝手の向上が図れるとしている。