ラックは2013年12月21日、類まれなIT技術を持った20歳未満の若者を対象に、年間100万円相当の活動を支援する取り組み「U-20 ITスーパーエンジニア・サポートプログラム "す・ご・う・で"」を開始することを発表した。2014年度の公募は、情報セキュリティ月間である2014年2月より開始する。
「U-20 ITスーパーエンジニア・サポートプログラム "す・ご・う・で"」は、同社がこれまで行ってきた若手IT技術者の活動を支援する取り組みを体系化したもの。ラックは従来より、情報セキュリティ人材の発掘・育成を行う取り組み「セキュリティ・キャンプ」をはじめとし、互いに競争することで技術を磨くための競技大会「CTF(Capture The Flag)」や、Webサイトの運用力を競う日本発の新しい情報セキュリティ技術競技会「Hardening Project」の支援など、セキュリティ技術を持ったIT人材の発掘および育成に取り組んできた。これら活動を通じてラックは、日本にも突出したIT技術を持つ若者がいることを知り、その才能を開花させる目的で本プログラムの提供を開始するという。
本プログラムの2014年度の公募は、政府が行う情報セキュリティ対策の普及啓発活動「情報セキュリティ月間」である2月より3月末まで実施する。本プログラムの支援対象となる20歳未満の若者は、ラックへ応募された個人もしくはグループの中から、ラックのサイバー・グリッド研究所が選考を行い決定する。6月上旬に選考発表をするとともに支援活動を開始するとのことだ。