電通は12月19日、デジタルメディアのプランニングや売買をより効率的に運用するためのトレーディングデスクサービス「Dentsu Audience Network」の提供を開始することを発表した。

近年、Webサイト上の広告枠をリアルタイムに自動入札する「RTB」による広告配信を可能にするプラットフォームが数多く生まれ、デジタルメディアの広告取引において運用型広告の取引が急増している。

RTBの広告効果を最大化するには複数のプラットフォームを一元管理する必要があるため、このほど同社は、専門スタッフで構成するトレーディングデスクを社内に設置。広告目標や評価指標を達成できるように広告配信を管理するDSPや、ユーザー情報などのデータを管理するDMPといった複数のサービスをマネジメントし、効率的な広告配信が行えるサービスを提供する。

同社のトレーディングデスクサービスは、商財やブランドに対する消費者インサイトの把握が可能で、消費者に対するアプローチの精度を高めることができるという。