米Googleは現地時間19日、ウェアラブル端末「Google Glass」向けのiOSアプリ「MyGlass for iOS」の提供を開始した。価格は無料。
同アプリは、「Google Glass」とiPhone/iPadといったiOS端末を連携させ、外出先で道順を示すことが可能。加えて、ユーザーがGoogle Glassを通して見ているものをiPhoneなどに表示したり、Google Glassアプリである「Glassware」やコンタクト(連絡先)を追加したりすることができる。このアプリを利用するには、Google Glassのファームウェアを最新のXE12にアップデートする必要がある。
また、このアプリはGoogle Glassと組み合わせて初めて機能する。そのため、iTunes Storeのアプリ概要には「あなたがGoogle Glassをお持ちでない場合、ダウンロードしても時間を浪費するだけになってしまうでしょう」という注意書きが添えられている。
なお、このほかのGoogle Glassの最新アップデートの内容には、iPhone/iPadのように使用していない時にロックし、Glass handshake(タップとスワイプを用いた秘密の動作)で解除できるようにする「Lock Screen」機能や、装着した状態でまばたきをするとカメラのシャッターを切ることができる「Wink」機能、Glassware「YouTube」で直接YouTubeに動画をアップロードする機能などが含まれている。これらの内容は12月・1月の月次アップデートにあたるとしており、次回のアップデートは2014年2月を予定しているとのことだ。