新日鉄住金ソリューションズは12月18日、従来から提供していたNsxpresII電子契約サービスに、使い勝手の改善、基幹システム連携などの機能強化および自社クラウド基盤「absonne(アブソンヌ)」の採用による信頼性向上を実施し、新名称「CONTRACTHUB(コントラクトハブ)@absonne」として販売を開始すると発表した。価格は、1社月額15万円から。

「CONTRACTHUB(コントラクトハブ)@absonne」

本製品は、電子帳簿保存法、電子署名法などの法整備により、紙でのやり取りが義務付けられていた契約文書を電子化することができる電子契約サービスで、顧客が自由に設定して利用することができ、請負、準委任、派遣、物品売買、秘密保持など様々な契約に適用可能。

契約文書を電子化することにより、収入印紙が不要なほか、郵送のための切手代の節約やペーパーレスによる資源の節約など、コスト上のメリットがある。また、文書のやり取りの時間が短縮され、情報の見える化によって即座に必要なデータを取り出すことが可能になり、高いコンプライアンスを維持しながら業務スピードを向上し、企業の競争力を高めることにつながる。

また、電子署名とタイムスタンプで書面と同じ証拠力を持つ電子契約書を作成し、不特定多数の社外とのやり取りがクラウド上のPDF文書の閲覧でき、契約進捗状況を逐次閲覧でき、契約書をいつでも検索できるため、コンプライアンスの強化に寄与。

さらに、電子契約に関する法律、税務、タイムスタンプ、電子署名、電子証明書、システム構築に詳しいプロフェッショナルコンサルタントからなる"Team e-Con"が顧客の電子契約導入を支援し、各種法令への対応のための支援、国税への確認、ドキュメント雛型の提供など充実した導入支援サービスを提供する。