StatCounter Global Statsは11月16日(米国時間)、タブレット端末からインターネットを利用する割合は全体の利用のうちの4.8%であり、デスクトップの76.1%、スマートフォンの19.1%と比べると低い割合にとどまっていることを「New StatCounter data finds that tablet internet usage is less than 5% globally」において伝えた。また、タブレットデバイスのうち74.5%がApple製のデバイスだとしており、タブレット市場におけるiPadの影響力の強さが見える。
デスクトップやノートPCといったデバイスは出荷台数の減少が続いている。一方、タブレットデバイスは出荷台数の増加が続いており、2014年の出荷台数はPCとタブレットデバイスでほぼ同一になると予測されている。2015年以降もその傾向は続き、タブレットデバイスの出荷台数の方が多くなるとみられている。しかしStatCounter Global Statの観測によればインターネットの利用の多くはPCおよびスマートフォン経由で使われていることになる。
日本の割合はさらにPCが多いものになっている。インターネットを利用するデバイスのうち77.6%にPCが使われている。スマートフォンからのアクセスは18.6%。タブレットデバイスからのアクセスは3.7%となっており、世界平均よりも低い。タブレットデバイスではApple製のデバイスの割合が78.3%となっており、世界平均よりも高くなっている。