エイネットは12月18日、コンテンツの制作依頼から配信・管理まで一括して行えるクラウドソリューション「デジタルサイネージ導入パッケージ」を販売すると発表した。

デジタルサイネージ導入パッケージは、SmoothWeb Groupが提供するクラウドソリューション「SmoothWeb」を活用したもの。エイネットはSmoothWebの日本総代理店という位置づけにある。

SmoothWebは、デジタルサイネージのコンテンツ制作を依頼できるクラウドソーシング機能と、そのコンテンツを配信・管理できるCMS機能を備えるソリューション。

クラウドソーシングに関しては、世界中のデザイナー・クリエイターとつながっており、24時間体制で作業を進められる。動画、静止画などを素材として活用でき、タッチインタフェースに対応したコンテンツも制作可能という。

一方、CMS機能に関しては、デジタルサイネージ専用のセットトップボックスのみならず、PCやタブレット、スマートフォンにも配信することが可能。タッチパネル式のデジタルサイネージで利用者の行動や導線を記録したり、カメラ付きデジタルサイネージで映像解析によるユーザーの属性データを取得したりすることもできる。

デジタルサイネージ導入パッケージでは、上記のSmoothWebのライセンスに加えて、デジタルサイネージ用のディスプレイモニタとセットトップボックスも提供される。

販売開始は12月19日。価格はオープン。

SmoothWebで制作したコンテンツの例