沖電気工業(以下、OKI)は12月17日、ビデオ会議システム「Visual Nexus(ビジュアルネクサス)」に対応するiPad対応ビデオ会議アプリケーション「Visual Nexus Endpoint Mobile for iPad」の販売を開始すると発表した。
2013年7月に販売を開始したアプリケーション「Visual Nexus Endpoint Mobile for Android」によるAndroidタブレット端末への対応に加え、今回、iPadにも対応を広げ、タブレット端末を使ったモバイル環境(外出先など)から社内のビデオ会議への簡単・安全な参加を可能とした。
本アプリケーションにより、外出先で顧客対応する営業担当者を遠隔支援する「遠隔コンサルティング」や、社外で作業中のエンジニアが現場で発生中のトラブルについて本部の指示を仰ぐ「遠隔作業支援」、事故や災害発生時に現地の様子を対策本部にビデオ会議で伝達する「BCP対策」など、iPadを端末として用いた様々な用途での「Visual Nexus」の活用ができる。
また、映像・音声による通話だけでなく、会議中のプレゼンテーション資料の表示も可能で、ビデオ会議専用端末やPCからビデオ会議に参加している他のユーザーと同じようにビデオ会議に参加可能。さらに、iPadに搭載されている端末正面のカメラと背面のカメラを通話中に切り替えることができるため、カメラで通話者だけでなく、周囲の様子などをビデオ会議参加者に容易に伝えることができる。
価格は、10ユーザーライセンスが25万円(税別)。なお、本アプリケーションは、Apple App Storeより配信が開始され、iOS6.0以降をインストールしたiPad 2以降の各モデル、iPad mini、iPad Airで使用可能。