キヤノンITソリューションズ(以下、キヤノンITS)は、メールフィルタリングソフトウェアとして12年連続国内シェア1位の情報漏えい対策ソリューション「GUARDIANWALL(ガーディアンウォール)Ver7.5」、および同GUARDIANシリーズのWeb利用からの情報漏えい対策ソリューション「WEBGUARDIAN(ウェブガーディアン)Ver3.7」の販売を2014年1月14日より開始すると発表した。
「GUARDIANWALL」は、メールに含まれるキーワードや添付ファイルの種類などの各種検査と、送受信先の配送条件を組み合わせることによって、情報漏えいを防止するメールフィルタリング/アーカイブソフト。メール誤送信対策に有用な一時保留機能や添付ファイル自動暗号化機能、メールの利用状況を監査・確認するためのメールアーカイブおよび全文検索機能、統計情報やレポートの作成機能も備え、メールコンプライアンスの強化が実現できる。
新バージョンでは、添付ファイルの自動暗号化機能で、検査・配送ルールごとに暗号化をする/しないを選択できるようになり、暗号化するときのパスワードを、ランダムに自動生成するか/あらかじめ設定しておいた固定パスワードを使用するかを選択できるようになった。
「WEBGUARDIAN」は、URLフィルタリングによるアクセス先制限機能に加え、送信データ(Webメール/SNS/掲示板/オンラインストレージなど)のコンテンツフィルタリング機能も備えたWebフィルタリングソフトで、Web経由で送信されたすべての内容を保存・閲覧することも可能なため、Web利用の可視化を促進するとともに、Webの業務外利用の抑制と情報漏えい対策が実現できる。
新バージョンでは、「規制ルール」および「例外ルール」の設定において、複数のグループを登録できるようになり、上位プロキシーの設定において、上位プロキシーサーバーの登録数や、上位プロキシーを変更するURLの登録数の上限を拡大(プロキシー数100件まで、URL登録数は4,000件まで)。
また、両ソリューションとも、管理者を設定する画面において、管理アカウント名を検索する機能を追加。さらに、メールフィルタリングのキーワード検査機能やファイルタイプ検査機能と、メールアーカイブの全文検索機能において、Office 2013に対応した。
GUARDIANWALL Ver7.5の年間利用料金は、50ユーザー 62万4千円から。WEBGUARDIAN Ver3.7の新規通常価格は25ユーザー 15万円から。