NECは、イオンが12月20日にオープンするイオンモールの旗艦店「イオンモール幕張新都心」において、「EV・PHV充電クラウドサービス」の提供を開始すると発表した。
「イオンモール幕張新都心」に設置したEV・PHV急速/普通充電器、充電コントローラ |
イオンでは、2012年8月に発表した「イオンのecoプロジェクト」の一環としてEVなど低炭素型モビリティの導入や普及を推進。今回の「イオンモール幕張新都心」をはじめ、すでにイオンが全国50箇所に設置しているEVの充電ステーションでは、イオングループにおいて総合ファシリティマネジメントサービスを運営するイオンディライトとNECが構築したEV充電サービスが運用されている。
NECはサービスの提供にあたり、「イオンモール幕張新都心」に急速充電器、普通充電器および充電コントローラを設置。充電器をNECのクラウドにネットワーク接続することで、電子マネー「WAON」による充電器の利用者認証や監視制御(運用・障害情報)、Webやカーナビへの充電器の利用状況(満空情報)の情報提供など、快適・便利に充電器を利用するサービスを提供する。
同サービスにより、イオンは、12月20日から「イオンモール幕張新都心」の来場者向けの充電サービスを開始し、2014年春からはWAONによる会員認証サービスを提供する予定となっている。
NECは、今後、イオングループとともに、WAONカードを活用した認証・課金など様々なEV充電サービスの提供に向けた検討を進め、スーパーやコンビニなどの商業施設、サービスステーション、駅や空港などの公共施設など、様々な利用シーンにおいて、EV・PHV向け充電クラウドサービスを提供していく。