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Naked Securityに掲載された記事「93% of large organisations had a security breach last year」が2013年における英国企業のサイバー攻撃に関する調査結果を伝えた。従業員数250名を超える大企業と50名未満の小企業という2つに分け、それぞれどのような状況だったかが説明されている。報告によれば大企業の93%がセキュリティ問題を経験したほか、小企業では87%がデータに関するセキュリティ問題を経験したとされている。
報告ではセキュリティ問題を経験した大企業の平均遭遇数は113で年々増加傾向にあるという。報告書ではこうした数の増加のみならず、こうした問題が与える損失金額は最悪のケースでそれぞれ45万英ポンドから85万英ポンドほど(7,500万円から1億4,300万円ほど)になると見積もっている。小企業のケースでは3万5,000英ポンドから6万5,000英ポンドほど(600万円から1,100万円ほど)の損失になるとされている。
これらセキュリティ問題は外部からの攻撃などによって実施されたもののみならず、もっとも最悪なセキュリティ問題のうち36%がヒューマンエラーによって引き起こされたものだという説明も記載されている。セキュリティ問題が企業活動に与える影響は年々増加しており、より積極的な対応が求められる。