ウェザーニューズは12月13日、14日に観測のピークを迎える「ふたご座流星群」の観測を楽しみたい人向けに、中継映像で流れた流星動画をスマホへ配信するサービス「流星キャッチャー」の事前登録を開始したこと、ならびに同日夜の日本各地の天気の傾向を発表した。
流星キャッチャーは、同社の24時間ライブ放送番組「SOLiVE24」で放送される全国7カ所からの流星のリアルタイム動画を、インターネットを介して番組に参加している人と一緒に見守り、参加者からの「流星発見!」「火球!!」などの声をもとにスタッフが3分以内に動画を編集し、登録者のスマートフォンに動画を配信するサービス。
同サービスは有料会員向けコンテンツで、同社のスマホアプリ「ウェザーニュースタッチ」内の「スマートアラーム」から事前に設定しておくと、14日の21時~24時の間、流星が観測された際にプッシュ通知が届き、流星の動画を楽しむことができるというものとなっている。
また、プッシュ通知を受け取る流星の中継エリアは「全国」もしくは「現在地」から選択でき、いつどこにいても、スマートフォンで流星を視聴することが可能になる。
気になる14日の夜の天候だが、冬型の気圧配置となるため、北~西日本の日本海側ほど雲が多く、流星の観測は雲の隙間からとなりそうだという。一方、太平洋側は雲が少なく、バッチリ観測できる予想ながら、場所によっては日本海側からの雲が流れ込み、雲が増える可能性があるとしている。また、同日夜は冷え込むことが予想されるため、暖かい服装で流星観測をしてもらいたいとしている。なお、この予想は、12月13日時点の情報をもとにした見解であるため、変わる可能性があることから、最新の天候については、スマホアプリ「ウェザーニュースタッチ」、またはインターネットサイト「ウェザーニュース」などで確認してもらいたいとしている。
また、SOLiVE24では、"ふたご座流星群"を視聴者と観測して楽しむため、14日の21時~24時に全国各地から生中継を行う特別番組を組む予定(事前番組:21時~、流星中継:22時~24時)。今回の流星観測スポットは、北海道(帯広畜産大学)、東北(国立天文台・水沢VLBI観測所)、関東(幕張テクノガーデン)、中部(国立天文台・野辺山宇宙電波観測所)、近畿(大塔コスミックパーク星のくに)、中四国(阿南市科学センター)、九州(たちばな天文台)の7カ所が予定されている。番組は、スマートフォンアプリ「ウェザーニュースタッチ」の「SOLiVE24 Ch.」で楽しめるほか、PCやテレビ(BS 910Ch)でも無料で視聴可能となっている。