ローデ・シュワルツ・ジャパンは、自動校正ユニット「R&S ZN-Z51」ならびにメカニカル校正キット「R&S ZV-Z129」の販売を開始したことを発表した。

R&S ZN-Z51は、周波数範囲100kHzから8.5GHzまでをカバーし、同社のベクトル・ネットワーク・アナライザ「R&S ZNBシリーズ」と組み合わせることで、低周波からの一括自動校正を可能とする自動校正ユニット。ポート数は2/4で、ポートコネクタは3.5mmもしくはN型から選択できるほか、オプションとしてポートごとに任意のコネクタに変更することも可能だ(選択できるコネクタは、3.5mm、N型、7/16型のオス/メス)。最大入力レベルは+20dBm、ダメージレベルは+23dBmとなっている。

一方のR&S ZV-Z129は従、周波数範囲DCから40GHzをカバーする一体型メカニカル校正キットで、55gと軽量のため、コンパクトなアナライザとともに可搬しての作業を容易化するものとなっている。

自動校正ユニット「R&S ZN-Z51」の外観