TSUTAYAを運営するカルチュア・コンビニエンス・クラブは、同社のオフィス内に展示するアート作品を募集するコンテスト「Art in the office 2013 CCC AWARDS」を開催している。作品の募集締め切りは12月20日。
同コンテストは、新進気鋭のアーティストやクリエイターから立体アート作品案を募集するもの。入選者の作品はCCC本社のオフィス(9階・コミュニティフロア)に2014年4月から1年間展示する。設置作品は8点、入選者は8名を選出する予定。入選した場合、作品の制作費(50万円程度/交通費・素材費を含むが施工費は除く)が支給され、2.5カ月の制作期間を経て作品を搬入。2014年4月のお披露目会にてグランプリを選出し、受賞者には賞金50万円が贈られる。入選作品群はWebサイトへの掲載や代官山 蔦屋書店のギャラリーなどでの展示も予定されている。
また、このコンテストは作品自体だけでなく、作品プランのみでの応募も可能。プラン応募者が入選した場合、制作についてはサポートが受けられる。応募に際して、応募者自身が日本国内に在住していること(国籍・経歴・年齢など不問)、プランの場合は日本語を用いて提出することが条件となっている。そのほか、作品の大きさは、規定の台座(縦65㎝×横65㎝×高90㎝)および設置箇所(コミュニティフロアの天井高:280㎝)に調和したサイズであることが求められる。
審査員は、「越後妻有トリエンナーレ」など多くのアート事業を手がけてきたアートフロントギャラリー代表・北川フラムや東京都現代美術館の学芸員・西川美穂子ら計5名が務める。なお、同コンテストへの応募は所定の応募用紙によって行うため、そのダウンロードや詳細な応募規定については同コンテストのWebページを参照してほしい。