コンピュータソフトウェア著作権協会(ACCS)は、山形県警生活環境課と庄内署が12月6日、携帯電話のショッピングサイトを通じて権利者に無断で複製された外国語会話教材を販売していた岩手県の女性(29歳)を著作権法違反(海賊版頒布)の疑いで逮捕し、7日に山形地検鶴岡支部へ送致したことを発表した。
発表によると、この女性は2013年7月26日に、エスプリラインの「スピードラーニング韓国語(全32巻)」が複製されたCD-R48枚を、山形県の男子高校生に合計3万5000円で販売していたという。この男子高校生の親が山形県警に通報し、逮捕へと至った。
海賊版CD-Rの販売は、携帯電話専用のショッピングサイトを通じて行われていたとのこと。
逮捕同日に女性宅の捜索が行われ、複数の海賊版CDやDVDなどが押収された。警察の調べに対し、女性は犯行を認めているという。