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Netcraftから2013年12月分のWebサーバ調査が「December 2013 Web Server Survey」として報告された。Microsoft IISが3ヶ月連続で大きくシェアを伸ばししており、12月には5,100万サイト増加している。逆にApacheは1年前から大きくシェアを減らし続けている。12月は700万サイト増加したにもかかわらずシェアは下落している。先月はシェアを減らしたNginxだが今月はシェアが増加している。
アクティブなサイトではApacheやNginxがシェアを伸ばし、Microsoft IISはシェアの低下が続いている。アクセス頻度でランク付けしたトップ100万サイトで比較するとNginxがシェアを伸ばしほかのサーバはシェアの低下傾向が続いている。Windowsのシェア増加はWindows Asuzeの値下げにあるとみられている。
こうした結果から、大規模なWebアクセスを処理する必要がある分野ではNginxの採用が進んでいること、ビジネスシーンや個人ユースで手軽さとコストの安さなどを重視する場合にはWindows Azureの採用が進んでいること、アクティブなサイトでは比較的Apacheの採用が続いていることなどがわかる。