エニドアは12月4日、同社の提供する翻訳サービス「Personal Conyac」と「Conyac for Business」を統合した新サービスを開始することを発表した。
同社は2009年5月に簡単に翻訳を依頼できるサービスとしてPersonal Conyacの提供を開始し、今年2月、企業向けにConyac for Businessの提供を開始した。
両サービスは料金体系や翻訳者のレベルなどが異なり、ユーザーインタフェースも別々のものが用意されていたが、このほど、利便性向上を目的として両サービスが統合された。
新サービスでは、Personal Conyacと同等の「Light翻訳」と、Conyac for Businessと同等の「Standard翻訳」がひとつの画面から利用できる。これにより、簡単な翻訳を依頼したい場合はLight翻訳、専門スキルを持つ翻訳者に依頼したい場合はStandard翻訳を選択するといった使い分けが、これまで以上に容易に行えるようになる。
料金体系も変更され、パッケージプランが新たに導入されたほか、通常は翻訳結果がインターネット上に公開されるLight翻訳にも、月額の非公開プランが用意された。翻訳料金はこれまで、Personal Conyacでは「クレジット」、Conyac for Businessでは「ポイント」と、異なる単位が用いられていたが、今後はポイントに統一される。