生活リズムを変えたいが、何をすれば良いのかわからない。そういう人はForbesの記事「もっと成功するために止めたい6つのこと(原題:6 Things You Should Quit Doing To Be More Successful)」が参考になりそうだ。生活を見直す6つの糸口を紹介している。
途中でやめてしまう癖を直す
なんでも途中で止めてしまう人はプロジェクトの完成や達成感を味わうと気分ががらりと変わるのではないだろうか。記事ではマラソン中の気持ちを例に出している。途中で「ゴールまで走るぞ」という気持ちと「もう止めたい」という気持ちが交互に浮かんでくる。そんな時に足を止めることは簡単だろう。
仕事でもプライベートでも、「何かをやる」や「コミットする」と決めたのに、「思ったよりも大変そう」や「こんなにきついとは思わなかった」といった理由で途中で止めるのは良くない。そもそも、なぜ始めようと思ったのか考えてやり通すべきだ。途中で歩みを止め、止めてしまうことを考える時間が増えるほど、達成が遠のく。実行あるのみといえるだろう。
先延ばしをやめる
資格をとるための勉強や英会話、はたまたエクササイズやダイエットで始めることを先延ばしにしていないだろうか。始めないことには、達成できない。ぼんやりと「やるぞ」と思ったり、人に「やりたい」と言うだけで満足しているのか、変化が怖いのか。遅らせる理由について何か考えてみよう。本当に「忙しい」のだろうか。何かを始めようと思っているのであれば、思い切って今日から始めてみよう。
被害者意識を持たない
「これしかなかったから、仕方なく」という考え方も改めたい。本当に選択肢がないという状態だったのだろうか。何かの助言を受けた後、「でも無理だよ。だって…」と言い訳をする人は、本気で何かを変えようとしているのだろうか、時間をかけて考えてみてはいかがだろう。
「イエス」ばかりいうのを止める
「イエス」と何かに対して言うときは、別の何かに対して「ノー」を言うことになる。飲みに行く誘いに「イエス」と言ったとき、早く帰宅して資格のための勉強をするに「ノー」と言っていることになる。
いつも断る必要はない。だが、自分の時間や自分の人生は自分でナビゲーションする必要がある。時には「イエス」ではなく、「ノー」が必要なはずだ。
待つのをやめる
前回のプロジェクトでいい成果が出せた。次はあのプロジェクトを任せてくれるんじゃないかなと期待したが、待てども待てども声はかからなかった…といった経験はないだろうか。
自分の手柄をちゃんとアピールし、可能であれば自分からやってみたいことを伝えるようにしよう。相手が察してくれるんじゃないかという期待はやめよう。やってみたいことは自分から手を挙げたり、欲しいものには欲しいといえる勇気と責任を持ちたい。
逃げることをやめる
"いいとこ取り"が許されるのは、子供の間だけ。社会人であれば、いいところも、それに付随する嫌なことも責任を持とう。
「途中でやめてしまう癖を直す」と重なるが、何かをやり遂げるには嫌なことをしなければならなかったり、辛いときだってある。
だからといって放り出してしまってはダメだ。何でも簡単に達成できたり、得られるわけではない。そのように覚悟して、努力や辛い作業を惜しまない粘り強さを身につけよう。