NTTデータMSEは11月29日、同社Webサイトが第三者によって改ざんされていたと発表した。同社サイトでは個人情報の取り扱いがなく、個人情報などの流出の恐れはない。
改ざんされていた期間は11月21日19時19分~25日19時00分の、おおよそ5日間。この期間中にNTTデータMSEを閲覧した訪問者は、不正に埋め込まれたリンクにより、第三者のサイトへ誘導された可能性がある。
誘導先のサイトでは、コンピューターウイルスに感染する恐れがあったものの、同社によると現時点で感染の事実は確認していないという。しかし、念のためとして「期間中に閲覧したユーザーは、アンチウイルスソフトを最新の状態に更新するか、ウイルススキャンを実施するように」と呼びかけている。
NTTデータMSEは「弊社サイトを閲覧された皆さまにはご迷惑、ご心配をお掛けしましたことを深くお詫び申し上げます」とコメントしている。