ウェザーニューズは12月4日、冬の天体イベント「ふたご座流星群」が12月14日に観測のピークを迎えることを受け、同日の夜の全国の天気傾向を発表した。
同社の予報では、12月14日は冬型の気圧配置となるため、北~西日本の日本海側ほど雲が多く、流星の観測は雲の隙間からとなりそうだとしている。一方の太平洋側ほど雲が少なく、バッチリ観測できる予想としているが、日本海側から雲が流れ込み、太平洋側でも雲が増える可能性があるとしている。ただし、これらの予報は12月4日時点の情報をもとにしており、最新の天気は同社Webサイトなどを確認してもらいたいとしている。
また、同社が提供している24時間ライブ放送番組「SOLiVE24」では、ふたご座流星群を視聴者と観測して楽しむため、14日の21時~24時にかけて全国各地から生中継を行う特別番組を組む予定だという。観測に適すると予想される全国7カ所からのリアルタイム中継が行われる予定のほか、視聴者と共に流星を見た感動や喜びをチャット機能を利用して語り合ったり、利用者から寄せられたコメントなども紹介する予定だという。
さらに同社では、スマホアプリ「ウェザーニュースタッチ」内の「星空Ch.」にて、ふたご座流星群の専用ページも公開している。流星観測のチャンスがあるか一目でわかる最新の「流星見えるかなマップ」を確認できるほか、今の星の見え具合が10分単位でわかる「10分天気マップ」を確認することができる。加えて、12月14日の夜には、全国の利用者が観測した流星の数をカウントして報告できる「流星カウンター」を星空Ch.内で開始する予定だという。同カウンターは2012年にも実施しており、その際には、全国の1万2714人から流星の報告が寄せられ、その総数も5万536個であったという。
なお同社では現在、有料会員向けのコンテンツで、スマートフォン向けアプリケーション「ウェザーニュースタッチ」内にある「スマートアラーム」から、事前に設定しておくと、ふたご座流星群の観測チャンスとなる14 日の夜(21~24時)に流星が観測された際、スマートフォンにPUSH通知が届き、いち早く流星動画を楽しむことができるサービス「流星キャッチャー」の登録も受付中としている。