Cypress Semiconductorは12月3日(米国時間)、同社の静電容量式タッチスクリーンコントローラ「TrueTouch」が、富士フイルム製メタルメッシュセンサを用いた設計に対応したことを発表した。

メタルメッシュセンサは、従来のITOセンサに比べてスキャン機能が優れており、製造が容易であるためコストを削減して設計期間を短縮することができるほか、曲げることが可能なため、柔軟性に富んだディスプレイとカーブのある表面に静電容量式タッチ機能を組み込むことを可能とする。

なお、具体的に対応を果たしたのは、Cypressが提供するTrueTouch評価キットのうち、「CY3290-TMA500」および「CYTK58」で、これらを活用することで、メタルメッシュセンサを搭載した設計およびTrueTouch製品群のさまざまな機能を組み合わせて活用できるようになると同社では説明している。