トライベック・ストラテジーは12月3日、150の企業サイトのユーザビリティ(使い勝手や安全性など)を順位付けした「主要企業Webユーザビリティランキング2013〈企業サイト編〉」を発表した。
同調査では同社のユーザビリティ診断プログラムを用いて、アクセス性 / サイト全体の明快性 / ナビゲーションの使いやすさ / コンテンツの適切性 / ヘルプ・安全性をもとにユーザビリティを評価している。評価対象は、「電力・ガス・エネルギー」「鉄道・運輸」「建設・不動産」「鉄鋼・金属・材料」など15業界の主要企業150サイト。
ランキングの1位は「au」で、これまでランキング上位を占めていた「NTTドコモ」や「東京メトロ」、「JX日鉱日石エネルギー」を抑えて初のランキングトップを獲得した。
auのWebサイトは、さまざまなユーザーニーズに対応しつつもノイズ情報が少なく、ユーザーの求める情報がどこにあるのかがわかりやすい設計になっているという。
150サイトの平均スコアは昨年の77.85点から73.68点に減少しており、ユーザー環境の変化に対応できている企業と遅れを見せている企業との間に大きな差が見られる結果になっている。