東芝は12月3日、エンタープライズ向けSSDのラインナップに、読み出し用途に特化したモデルを追加し、12月末にサンプル出荷を開始すると発表した。

新製品「PX03SNシリーズ」

新製品「PX03SNシリーズ」は、最大1.6TB注の容量を持つSASインターフェースのEnterprise Read Intensive SSDで、1日あたりのデータ書き換え容量の上限(DWPD)がドライブ容量の1倍と、読み出し用途に特化。そのため、耐久性と価格のバランスに配慮したシステム構築を目指すサーバやストレージ・システムに適している。

本シリーズは、同じくSASインターフェースのEnterprise Endurance SSD「PX02SSシリーズ(DWPD:30倍)」やEnterprise Mainstream SSD「PX02SMシリーズ(DWPD:10倍)」と平行販売され、ユーザーが用途によって使い分けることにより、最適なシステム設計が可能になる。