台湾に本社を構えるパイナップルケーキ専門店「SunnyHills(サニーヒルズ)」は、東京都・南青山に出店する日本第1号店「SunnyHills at Minami-Aoyama」の店舗設計を、建築家・隈研吾が手がけたと発表した。同店舗のオープン日は12月21日、営業時間は11:00~19:00。
「SunnyHills at Minami-Aoyama」の店舗設計を手がけた建築家の隈研吾は、自然素材を生かした建築や格子を多用したデザインが特徴的な作品を多く手がけ、国際的にも活躍している日本人建築家のひとり。国内では、同店舗にもほど近い「根津美術館」や、東京都・銀座の「GINZA KABUKIZA」、京都・烏丸の商業施設「COCON KARASUMA」など数多くの建築物を手がけている。このたび設計した「SunnyHills」に関して、隈研吾のオフィシャルWebサイトには外観画像のほかイメージ画像や現場の写真が複数枚掲載されており、日本の木造建築のいち手法である「地獄組み」を採用し、竹かごのような形を実現していることなどが解説されている。
なお、「SunnyHills」は、台湾で創業したパイナップルケーキの専門店。店名は台湾中部の赤土の丘「微熱山丘」から取ったもので、台湾・南投の本店のほか、2010年に台北茶話会、2012年にシンガポール・ラッフルズホテル店、2013年に上海バンド店とアジア各国に店舗を展開している。