富士通は12月2日、同日付けで障がい者雇用の促進に向けた子会社「富士通ハーモニー株式会社」を設立したと発表した。本社は富士通 川崎工場内に置き、社長は富士通 総務人事本部長 植栗章夫氏が兼務する。事業内容はオフィスサポート業務。

富士通ハーモニーは、事業開始後、障害者の雇用の促進等に関する法律に基づく特例子会社の認定(一定の条件を満たすことにより、親会社とあわせて障がい者の雇用率を算定できる子会社)を取得する予定。

富士通は、従来、営業やシステムエンジニア、研究開発などで障がいのある人を雇用しているが、障がいのあるより多くの方に働きやすい職場を継続して提供していくため、特例子会社を設立したという。新会社では、個々の障がい特性に配慮した職場環境を整え、障がいのある方がより活躍できる職場を目指す。

新会社の資本金は1,000万円で、全額富士通の出資。