モバイルアイアン・ジャパンは、三菱ふそうトラック・バスがモバイルアイアンのMDM(モバイル・デバイス・マネジメント)を導入したと発表した。同社では2012年の3月からiPadの導入を開始し、現在、1400台以上のiPadが配備されているという。
同社は、全国の営業担当者にiPadを支給し、納車前、iPadにチェック内容を表示し、車の装備等に漏れがないかを確認。また、顧客先への訪問が多い中、関係者との連携を図るコミュニケーションツールとして使用している。
一方、iPadの普及が浸透するに従い、メールのセキュリティ確保、モバイルアプリケーションの安心・安全な利活用といったことが課題として浮上、そこで同社では、MobileIronをMDMとして選定した。
具体的には、MobileIronの「Docs@work」の機能により、ネイティブメールアプリケーションを使いつつ、セキュリティを担保してネイティブメールアプリケーションをコンテナ化し、情報漏えいを阻止しているほか、MAMにより、アプリケーションのライフサイクル管理を実現。
そのほか、企業版AppStore機能により、アプリケーションの配信からホワイトリスト・ブラックリストによるセキュリティの運用や「検疫等によるポリシー違反の端末の自動検知」「自動セキュリティアクション」「自動救済機能」を利用しているという。