富士通システムズ・ウエストは28日、ITライフサイクルマネジメントを支援するサービス「FUJITSUInfrastructure System Integration IT モダナイゼーションサービス」を、12月より提供開始すると発表した。
「ITモダナイゼーションサービス」は、アプリケーションの変更を最小限にとどめながら、利用者の環境を最新のITプラットフォームへ短期間、低コストで移行する最適な方法を提供するサービス。
サービスメニューには、現行システムをヒアリングし最適な移行計画を提案する「簡易アセスメントサービス」、システムごとの移行計画を立案、移行方式や運用方式を設計し、アプリケーションの事前検証を実施する場合は、プロトタイプ検証として検証環境の構築や検証作業を行う「移行設計サービス」、インフラ構築から管理者向け教育まで、システム移行を支援する「移行支援サービス」、システム安定稼働のための技術支援、運用システムの性能診断を行う「稼働支援サービス」がある。
「ITモダナイゼーションサービス」では、UNIXサーバやIAサーバの仮想環境への移行(P2V)や、データベース環境の最適化を実施し、「SPARC M10」を始めとするプラットフォームにて、利用者システムの高速化・高信頼化・運用コスト削減を実現する。
価格は、「簡易アセスメントサービス」が無償、「移行設計サービス」が70万円から、「移行支援サービス」が70万円から、「稼働支援サービス」月額10万円からとなっている(いずれも税別)。