NECは28日、国内のソフトウェア子会社7社を再編し、2014年4月1日付で新会社を設立すると発表した。

NECは、これまで各社に分散していたSE・技術・ノウハウなどの経営資源を集約して成長領域への対応力を強化し、地域マーケットの開拓や効率的な事業基盤の構築を推進する。新会社は、ICTを活用した高度な社会インフラを提供する「社会ソリューション事業」を軸とした事業を行う。

具体的な再編内容としては、NECソフト、NECシステムテクノロジー、北海道日本電気ソフトウェア、NECソフトウェア東北、北陸日本電気ソフトウェア、中部日本電気ソフトウェア、九州日本電気ソフトウェアの7社を合併し、新会社を発足する。

新会社は、従業員約1万2000名を有する国内有数の規模を見込む。NECは、社会ソリューション事業を軸とした成長戦略の実現を担う中核ソフトウェア会社として位置付け、SDNやクラウドといったサービスの強化を図っていく。