トランスコスモスは、札幌市で5拠点目となるコールセンター「マーケティングチェーンマネジメントセンター札幌北口(以下、MCMセンター札幌北口)」を11月19日に新設し業務を開始したと発表した。コールセンターのほか、インターネット広告運用などのデジタルマーケティングサービスを提供する「アドセンター札幌」も併設する予定。

「マーケティングチェーンマネジメントセンター札幌北口」外観

同社は1980年に札幌市に進出してから、MCMセンター札幌大通南、MCMセンター札幌大通中央、MCMセンター札幌駅前、MCMセンター札幌大通北の4拠点および、顧客企業に常駐してサービスを提供するオンサイトの体制をもち、主に製造・通信・金融・運輸などの業界向けにコールセンターサービスを提供してきた。

5拠点目となるMCMセンター札幌北口は、延床面積3,322.31平方メートル・約1,000席の規模で、新たに1,100人のオペレーターを採用する計画となっており、札幌のコールセンター総席数は2,650席強となる。札幌地区におけるコールセンターベンダーとしては最大規模。

MCMセンター札幌北口は、ビジネス施設と商業施設の集中するJR札幌駅周辺地区においてJR札幌駅から徒歩3分の位置に面し、採用通勤面からも非常に優れた立地で、カフェ風のリフレッシュルームやパウダールームを有しており、女性の視点から働きやすさを追求した施設設備となっている。

また、デジタルマーケティングサービスにおいては、インターネット広告運用、Webサイト構築・運用などのオペレーションセンターを地方展開しており、札幌、福岡、沖縄に設置。札幌においては「SEMオペレーションセンター札幌」にてインターネット広告運用業務を提供してきたが、昨今、運用型広告の需要が拡大していることから、MCMセンター札幌北口に業務を拡張移転、名称を「アドセンター札幌」に変更する。2014年度末までにオペレーターを100人規模へ増強する予定となっている。