サイバーエージェントは11月26日、「2013年の流行」に関する調査結果を発表した。同調査は女子中高生を中心とした10代向けブログ&コミュニティ「Candy」で、現役女子中高生486名を対象に行われた。調査期間は11月13日~15日。
初めに「今年、自分の周りで流行っていた言葉を教えてください」との設問では、ドラマ「半沢直樹」のセリフ「倍返しだ」が1位を獲得した。ドラマの影響は、バブル世代をはじめとしたビジネスパーソンだけではなく、「Candy」世代の間にも広がった結果となった。
ほかに、3位の「あーね」や5位の「それな」については全世代・別世代を対象とした「流行語」のノミネート作品ではあまり見られないキーワードであり、JCJKならではの「流行語」と言えそうだ。
また、「今年、自分の周りで流行っていたモノ・コトをひとつ教えてください」との設問では、1位の「LINE」や3位の「Twitter」、5位の「ツイキャス」など、SNSに関するトピックスが多数あがった。
また、4位の「進撃の巨人ごっこ」、6位の「マカンコウサッポウ」も、ユニークな構図で撮影した写真がSNSやネットで拡がったことで人気に火が付いたものであり、コミュニケーションにも遊びにも、SNSを上手に活用している女子中高生たちの様子がうかがえる。
さらに、その他にランクインした7位「デイジー柄」や8位「ディレクター巻き」はどちらもファッションに関するワードであり、おしゃれや流行に敏感な女子中高生ならではの結果と言える。
「Candy」&「JCJK総研」で女子高生編集長を務める椎木里佳さんは、「1位のLINEは、流行というよりも、もはや定番アイテム。メールを打つよりも断然早いぶん、「LINE」を使うようになってから、友達や家族ともコミュニケーションが増えました。その一方で、メッセージが「既読」かどうかがすぐにわかってしまうので、特に恋愛においては、メール時代のような『メッセージ読んでくれたかな?』というドキドキ感が失われてしまった気もします」とコメントしている。