富士ゼロックスとアイ・オー・データ機器は11月27日、SMB市場向け電子文書共有ソリューションの提供で連携し、アイ・オー・データの法人向けネットワーク接続ハードディスク「HDL-XRW シリーズ」が、富士ゼロックスのドキュメント共有を支援するクラウドサービス「WorkingFolder」との同期機能に新たに対応すると発表した。同日より公開されている。
「HDL-XRW シリーズ」は、オフィス内におけるファイル共有やデータバックアップを目的に導入されるネットワーク接続ハードディスク(NAS)。クラウドサービス「Working Folder」との同期機能により、外出先や出張先からでもNASに保存された最新ファイルへ「Working Folder」を介してアクセスすることができ、必要に応じてタイムリーに閲覧・利用できる。
「HDL-XRW シリーズ」と「Working Folder」の同期機能として、オフィス内に設置されたNAS「HDL-XRW シリーズ」に、「Working Folder」と同期用の共有フォルダーを作成。この共有フォルダー内に保存されたファイルは自動的に「Working Folder」と同期し、常に最新情報へ更新される。
また、NAS内の専用フォルダーにデータを保存すれば、自動的に「Working Folder」との同期を実施するほか、スマートフォンなどのモバイル端末を用いて、外出先からでも最新版へ更新された電子ファイルへアクセスすることが可能となる。
価格は、「Working Folder 基本サービス」(ユーザー数:10人、キャビネット容量:10GB、ドロワー数:最大20)が月額3500円(税別)、2TBのHDDを採用した「HDL-XR2.0W」は10万6800円となっている。