MMD研究所は11月25日、「スマートフォンのカメラアプリに関する利用実態調査」の結果を発表した。同調査では、14日~16日にかけてスマートフォンを所有している18歳以上の男女558人を対象に、スマートフォンで利用しているカメラアプリ、利用している写真共有サービス、デジタルカメラ利用頻度の変化について調査した。
スマートフォン所有者に、スマートフォンでの写真撮影について聞いたところ、「よく撮影する」が28.7%、「時々撮影する」が47.8%、「あまり撮影しない」が20.4%と、96.9%の人がスマートフォンで写真を撮影していることがわかった。
続いて、スマートフォンで写真撮影をすると回答した人を対象に、ダウンロードしているカメラアプリについてきいたところ、「無料アプリ」が49.5%と最も多く、次いで「無料アプリと有料アプリの両方」が8.9%、「有料アプリ」が2.0%となった。
ダウンロードしたカメラアプリを利用している人、327名を対象に、よく利用しているカメラアプリをきいたところ、「LINE camera」が最も多く38.8%、以下「Instagram」が20.5%、「無音カメラ」が20.5%などとなっている。
また、スマートフォンで撮影した写真をアップロードまたは共有しているサービスについて聞いたところ、「LINE」が48.8%と最も多く、次いで「Facebook」が41.4%、「Twitter」が34.0%という順となった。
撮影した写真を加工しているかという設問では、「必ず加工する」が5.0%、「たまに加工する」が33.8%、「あまり加工しない」が18.5%と、57.3%の人が写真を加工していることがわかった。
ほかに、利用している加工機能を聞いたところ「サイズ変更(74.2%)」「カラーフィルター(43.5%)」「フレーム(36.1%)」となった。その他のフリー回答では、「トリミング」や「モザイク」加工をしているという回答が得られた。