マイクロアドは、ビッグデータの解析により抽出されたデータを基にユーザーの特性と行動を分析し、企業における自社ブランドの測定やマーケティング活動に活用するサービス「BLADE-LIFT」の提供を開始すると発表した。

このサービスは、今まで可視化できなかった、「ブランド認知」「理解」などの態度変容を計測するだけでなく、マイクロアドに蓄積されたユーザーデータを活用し、「どんな人が」、「何によって」、「どのように態度変容」するかを分析するもの。

『BLADE-LIFT』 サービスの特徴

ブランドメトリクスの可視化では、マイクロアドに蓄積された1日100億件のユーザー行動データとインバナーサーベイを連携させ、認知度、好意度、意向、エンゲージメント深度などのブランドメトリクスを計測・可視化する。

ブランドメトリクスを左右する要因の抽出では、クリエイティブ、配信方法、ユーザープロファイルなど、ブランドメトリクスに影響を与える要素を抽出し、改善提案を行う。

ユーザープロファイルでは、企業サイトに訪問した、広告に反応した、ブランドに好意があるなどのユーザーセグメントによる詳細なユーザープロフィールを、大量なデータを用いて分析することが可能で、これにより、ブランドマネージメント、ブランドポートフォリオ、競合ユーザー間のポジショニング分析、ターゲティングなどに有用な情報を得ることが可能。

すでに、大手化粧品メーカー、電機メーカーなどにおいてキャンペーンとして行った実証実験では、指標の有効性や分析結果の活用、改善施策での結果指標の上昇など、本サービスの具体的な有効性が認められ、通信キャリア等で実施を開始しているという。

マイクロアドでは、2014年6月までに導入社数100社を目指していく。