日本HPは11月26日、TPMセキュリティチップ搭載や起動前認証サポートなどにより、セキュリティ機能を強化した14インチワイド液晶ディスプレイ搭載モバイルシンクライアント「HP mt41 Mobile Thin Client」(mt41)を、11月28日より販売開始すると発表した。価格は75,600円。
「mt41」の主な特徴として、他のハードウェアから独立して機能するTPMセキュリティチップの搭載によって外部からの乗っ取りや改ざんを防止。OSイメージの起動前認証をユーザー毎に設定できるようになり、端末に対する操作制限がより細かく設定可能になった。
また、クライアント端末の集中管理がシンプルな手順で行える「HP Device Manager」から管理可能なほか、初期導入時の一括設定や、プロトコルバージョンアップなど個別の設定変更を適切なタイミングで実施できる。
そのほか、従来モデルより5.08mmの薄型化を実現したスリムな筐体デザインとなっている。
主な仕様として、CPUがAMD Elite Dual-Core A4-4300M APU、ディスプレイが14.0インチワイド液晶ディスプレイ(1,366×768、LEDバックライト)、外形寸法がW340×D237×H29mm、重量が2.08kg。