ヤフーは11月25日、この1年を通じて「Yahoo!検索」で検索されたキーワードをランキング形式で紹介する「2013検索ワードランキング」を発表した。集計期間は、2013年1月1日~2013年10月31日。
同企画は、「総合ランキング」をはじめ、著名人男女やスポーツ選手を抽出した「人名ランキング」のほか、画像・動画の検索ランキングなど、幅広いジャンルの人気度合いがわかる毎年恒例の行事となっている。
このほかYahoo! Japanでは、ソーシャルメディア上の投稿を検索できる「リアルタイム検索」で話題になったワードを紹介する「注目のキーワードランキング」や、「ふなっしー」「くまモン」に代表される「ご当地キャラ」の検索ランキングもコラムとして掲載している。
また、特集コーナー「検索ワードとともに振り返る2013」では、2013年に起こった出来事を、検索数が急上昇したワードとともに、時系列で紹介している。
全キーワードを対象とした総合ランキングでは、「YouTube」が6年連続の1位になるなど、著名Webサイトや企業が並ぶ中、13位に国内2000万ダウンロードを達成したスマートフォンゲーム「パズル&ドラゴンズ」、30位にテレビアニメの放送が話題となった「進撃の巨人」がランクインした。それ以外にも劇中セリフ「じぇじぇじぇ」が「2013ユーキャン新語・流行語大賞」候補となっているNHKのドラマ「あまちゃん」が38位に登場した。
人名ランキングでは、男性部門で昨年10位だった「ゴールデンボンバー」が2位に躍進。27位には「ゴールデンボンバー」のメンバーでただ一人「樽美酒研二」がランクインしている。
女性部門の2位では、妖艶な魅力でお茶の間を虜にして2013年の顔とも言える「壇蜜」が初めて登場した。「壇蜜」は「総合ランキング」でも40位に、「画像検索ランキング」では1位にランクインしている。
一方で「スポーツ選手ランキング」は、1~5位をフィギュアスケート選手とサッカー選手が占める結果となった。
コラムとして紹介している「ご当地キャラランキング」では、千葉県船橋市の"非公認キャラ"から全国区へ名を馳せることになった「ふなっしー」が堂々の1位に輝いている。
エンタメランキングの「テレビ番組ランキング」では、国民的ブームを巻き起こしたNHK連続テレビ小説「あまちゃん」が1位、直木賞作家の池井戸潤氏が原作を手がけた人間ドラマ「半沢直樹」が2位にランクインした。
「アニメ・ゲームランキング」は、「総合ランキング」でもトップ30にランクインした「パズル&ドラゴンズ」が1位、「進撃の巨人」2位となった。また、大ヒットゲームのシリーズ最新作「モンスターハンター4」が、9月発売にも関わらず4位にランクインした。
ほかに、トップ5がすべて邦画となった「映画ランキング」では、宮崎駿監督の引退作「風立ちぬ」が1位となった。
各ランキングの上位は以下の通り。