ネットギアジャパンは、最新の独自OS「ReaadyNAS OS 6」を搭載し、iSCSI機能をサポートしたラックマウント型ユニファイドストレージ『ReadyNAS 4220』(2U 12スロット)、『ReadyNAS 3220』(2U 12スロット)、『ReadyNAS 2120』(1U 4スロット)を11月26日より発売すると発表した。
『ReadyNAS 4220』は、Intel製Xeon クアッドコア・プロセッサ 3.3GHzおよび8GBでECC機能搭載のメモリを搭載し、10G BASE-Tポート2個を標準搭載する、エンタープライズレベル向けのReadyNASシリーズの最上位機種。
10Gポートを2個搭載しているので、たとえば一方を10G対応のマネージもしくはスマートスイッチに接続しながら、もう一方をレプリケーション専用として使用し、高速なバックアップ環境を整えることが可能。2重冗長化電源で、ギガビットポートも4ポート搭載。価格は2TB HDDx12個搭載時で189万円。
『ReadyNAS 3220』は、最大48TBまでの容量を確保できる2Uラックマウント型NASで、この製品クラスで91Wという低消費電力をも実現している。2重冗長化電源で、ギガビットポートを4ポート搭載する。価格は2TB HDDx12個搭載時で157万5,000円。
『ReadyNAS 2120』は、ギガビットポートを2個搭載し、最大搭載容量16TBを備えた、小規模オフィスに理想的な1Uラックマウント型NAS。価格は1TB HDDx4個搭載時で32万5,500円。
いずれの機種も新シリーズより、NETGEARオリジナルのOS『ReadyNAS OS 6』を共通して採用。これにより、現在のデスクトップ型ReadyNAS『ReadyNAS100』、『ReadyNAS300』および『ReadyNAS500』とOSが共通になり、デスクトップ型からスムーズにラックマウント型への移行ができる。
『ReadyNAS OS 6』では、回数無制限スナップショット、独自の「X-RAID」テクノロジーによるボリューム増設時のデータ再配置、最適化を自動で実施、リアルタイム・アンチウイルス機能、ボリュームベースの暗号化機能によるデータ書き込む時のリアルタイムデータ暗号化などの機能を搭載する。