京都府・京都市左京区の京都精華大学は、デザイン学部建築学科の連続レクチャーシリーズ「可能性の空間」の一環として、コミュニケーション・ディレクターの森本千絵をゲストに迎えたレクチャーを実施する。開催日時は11月30日 13:00~14:30。会場は同大学 春秋館1F S-101教室。このレクチャーはオープン講義となっており、同大学の学生のみならず一般の参加も可能となっている。
連続レクチャーシリーズ「可能性の空間」は、建築学科の教員やゲスト講師が、「空間」について建築という枠を超えた多様な角度から検証していくというもの。11月30日に実施される同シリーズの講義では、「出逢いを発明する。夢をカタチにし、人をつなげていく。」というテーマのもと、さまざまな方面で活躍してきた森本千絵をゲストに迎え、人やものが出会う空間をデザインすることが、何かを"よみがえらす"影響力を考察していく。講義のコーディネーターは、同大学非常勤講師/哲学者/総合地球環境学研究所准教授の鞍田崇が務める。
なお、森本千絵は1976年青森県三沢市生まれのコミュニケーション・ディレクター/goen°主宰。武蔵野美術大学卒業後、博報堂入社。2007年にデザイン事務所goen°を設立。東日本大震災復興支援CMサントリー「歌のリレー」でADCグランプリ初受賞のほか、第4回伊丹十三賞など多数受賞。NHK連続テレビ小説「てっぱん」のオープニングタイトルや松任谷由実らミュージシャンのアートワーク、本の装丁、映画・舞台の美術、保育園や動物園のディレクションを手掛けるなど、多方面で活躍している。