ミヅマアートギャラリーは、「ファイナルファンタジー」シリーズなどのキャラクターデザインで知られる天野喜孝の新作個展「TOKYO SYNC」を開催する。開催期間は11月27日~2014年1月18日(日月祝、12月27日~2014年1月6日は休廊)。開場時間は12:00~19:00。入場無料。

天野喜孝「Tokyo Night」(制作中/部分) 2013 オートモーティブペイント、アクリル、アルミパネル 200x300x10cm (c)AMANO Yoshitaka Courtesy Mizuma Art Gallery

同展には、アーティスト・天野喜孝の創作の中核をなし、画面を埋め尽くすモンスターや神々、未知の機械が渾然一体となった世界を表現した「DEVA LOKA(神々の場所)」と呼ばれる作品群が展示されるほか、活動の原点となる誰もが知るキャラクターも登場。展示作品はすべて新作で構成される。

なお、天野喜孝は1952年静岡県生まれの画家、キャラクターデザイナー、イラストレーター、装幀家。15歳でアニメ制作会社「タツノコプロ」に入社し、「タイムボカン」シリーズや「科学忍者隊ガッチャマン」など、数多くのキャラクターデザインに関わる。独立後に手がけた「吸血鬼ハンターD」の挿画や「ファイナルファンタジー」シリーズのキャラクターデザインで、その名が世界的に知られるようになる。さまざまなジャンルで意欲的に活動してきたが、90年代後半より、活動の中心をファインアートの世界に移している。