ビズステーションは11月20日、MySQL/MariaDB向けNoSQLプラグイン「Transactd Plugin」(トランザクトディー プラグイン)をGPLv2ライセンスの下にオープンソースソフトウェアとして公開したと発表した。
Transactd Pluginは、MySQLおよびMariaDBのデータベースエンジンに対して高速なNoSQLインタフェースを追加するためのプラグイン。アクセス速度はSQLの数倍で、同社調べによると「NoSQLプラグインの中で最速」という。
Transactd Pluginの最大の特徴は、豊富な機能を備える点。ビズステーションでは、「従来のNoSQLプラグインの機能が限定的であったのに対して、Transactd Pluginはデータベースやテーブルの作成からトランザクション処理まで、これだけでアプリケーション全体を作成できるほどの豊富な機能を備えています」と説明している。
対応OSは、Linux(64Bit)、Windows(32Bit/64Bit)、およびMacなど。主な機能として以下が挙げられている。
- データベースの作成、削除
- テーブルの作成、変更、削除
- フィールド、インデックスの定義
- レコードの読み取り、追加、削除、更新
- 複数レコードの追加、条件付き読み取り
- トランザクションの開始、終了、中止
- C++、Ruby、COMなど各種言語クライントデータベースの作成、削除
プロダクトの詳細は、Transactd PluginのWebサイトに掲載されている。