MMD研究所は11月19日、「歩きスマホに関する実態調査」の調査結果を発表した。同調査では「歩きスマホ」の経験や迷惑度、その他スマートフォンへの依存度について調査した。

調査は、11月13日~15日の期間で、スマートフォンを所有している18歳以上の男女558人を対象に実施された。

スマートフォンへの依存具合について聞いたところ、「依存していると思う」が14.2%、「やや依存していると思う」が34.4%と、合計48.6%がスマートフォンに「依存している」と回答した。

年代別で見てみると、最も依存度が高かったのは20代で「依存していると思う」が29.5%、「やや依存していると思う」が35.2%と合わせて64.7%の20代がスマートフォンへ依存している自分自身で認識しているという。

スマートフォン依存度

ほかに、「歩きスマホ」をしているかという質問には、「日常的に操作している」が21.1%、「時々操作している」が36.0%、「ほとんど操作しない」が30.1%と、合わせて87.2%の人が「歩きスマホ」をしたことがあると回答した。

歩きスマホ経験率

また、日常的に「歩きスマホ」をしていると回答した人を対象に「歩きスマホ」をして事故または怪我をした経験があるかを聞いたところ、22.9%の人が「経験がある」と回答し、5人に1人が事故または怪我の経験をしている。

さらに、「歩きスマホ」をしている人に対して迷惑だと感じたことがあるかを聞いたところ、「迷惑だと思う」が33.2%、「時々迷惑だと思う」が45.0%と合わせて78.2%の人が迷惑だと感じていることがわかった。