米・スミソニアン博物館は、Webサイト「Smithsonian X 3D」にて、同館の所蔵品の3Dデータの公開を開始した。

現在公開されているのは、ライト兄弟の飛行機「ライトフライヤー号」、リンカーン大統領のライフマスク、鯨の化石などの3Dデータだ。Webサイト内では、「Smithsonian X 3D Explorer」を用いて、3Dデータを回転させたり、ズームイン/アウトしたりして詳細に閲覧することができる。

左から、ライト兄弟の飛行機「ライトフライヤー号」、リンカーン大統領のライフマスク Image courtesy of Smithsonian Digitization Program Office

また、これらのデータは、個人利用および非商用利用であれば使用可能で、ダウンロードには同サイトのユーザー登録が必要となる。同館は利用例として、教師や教育関係者が授業で使用することを想定している。同サイトで閲覧可能な3Dデータは、3D SystemsやAutodeskといった企業による協力を得て作成されているということだ。