昭和電工は11月20日、2.5インチHDD向けハードディスクとして、1プラッタあたりの記録容量670GBを実現した同社第7世代品の量産を開始したことを発表した。
同社は2.5インチおよび3.5インチHDD向けハードディスクとして垂直磁気記録方式を採用した第6世代品(2.5インチで500GB、3.5インチで1TB)の提供を行ってきたが、今回の第7世代品の提供により、今後のHDDに要求される大容量化をリードしていきたいとしており、ハードディスク専業メーカーとして、大記憶容量のハードディスクの安定供給に努めるとともに、世界をリードする技術の開発に取り組み、質・量の両面において市場ニーズに応えていきたいとしている。