アイティフォーは11月19日、データセンターなどに設置されたサーバやネットワーク機器のすべてを手元のPCで遠隔操作することができる新製品「アボセント・ユニバーサル・マネージメント・ゲートウェイ(Avocent UMG)」の販売を開始すると発表した。

「Avocent UMG4000」

同社従来製品「アボセント・デジタルKVMスイッチ」はネットワーク機器やサービスプロセッサを統合管理するためにはそれぞれ別製品を追加購入する必要があったが、新製品は統合管理機能を内包しているため、総額で初期導入費用を30%削減した。価格は119万円から。

今回、業界初となるサーバ、ルータ・スイッチやストレージなどシリアル機器を手元のPCで遠隔操作可能な統合管理基盤を構築する新機能に加え、1台でサーバに搭載されたハードウェア監視専用チップ「サービスプロセッサ」を最大1,024、遠隔操作により管理する機能を拡張、さらに業界初のKVMスイッチ40ポートによる40サーバ同時操作などが可能。

また、サービスプロセッサは業界標準のIPMIインタフェースを使用することによりサーバ内部の温度や電力消費の監視、電源オンオフや再起動といった電源制御などサーバ管理機能を利用可能。