宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、国際宇宙ステーション(ISS)の日本実験棟「きぼう」の船外実験プラットフォームへの搭載を想定した中型の地球観測ミッション機器に関するアイデアの公募を開始したと発表した。

同募集は平成29年(2017年)および平成31年(2019年)に各1機の打ち上げ機会が想定されている中型ペイロードの利用機会を使って、地球観測を行うミッションのアイデアを募集するもので、JAXAでは、小型衛星と同等な規模の機器をISS/きぼうの曝露部から運用することができるまたとない機会であり、より多くの人からの提案を受け付けられればとしている。

なお、応募方法は、応募概要が記されたJAXAのWebサイトから応募要領をダウンロードし、提案書一式をPDFファイルに変換し、E-mailにて事務局へ送付する形となる。応募の締切は12月20日を予定している。

船外実験プラットフォーム (C)JAXA